中日・平田が抹消 股関節の治療優先

 左股関節の痛みを押して出場を続けていた中日・平田良介外野手(28)が5日、出場選手登録を抹消された。恥骨結合炎とみられる。この日のDeNA戦(ナゴヤドーム)のゲーム前練習で首脳陣に現状を報告。治療優先の方針が決まった。

 「朝起きたときから痛かったです。歩いても痛かった。できるかなと思ってアップで走ってみたんですが、動きの中で腰を回したら我慢できない痛みがきました。無理だと思いました」。苦悶(くもん)の表情を浮かべた平田は、試合前にナゴヤドームを後にした。

 古傷の再発となった。昨年5月27日に2軍落ちしたときも痛めており、そのときは最短10日間の離脱で済み、6月6日に再昇格した。今季は3月下旬に痛みを感じて同29日の広島戦(ナゴヤドーム)を欠場。翌30日は代打出場し、その後の4試合はスタメンだった。

 ここまで出場8試合で打率・208、1本塁打、2打点。「今は少し休んだ方がいいと思います。しっかり治します」と語った。

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