巨人 中軸躍動で逆転!首位守った!

 「中日2-7巨人」(10日、ナゴヤドーム)

 指揮官の切なる願いが通じた。巨人は主将・坂本など中軸の活躍もあり、逆転勝ちで首位をキープ。七回には打者一巡の猛攻で6点を奪い、高橋監督は「なかなかチャンスがなくてね、あの回に何とかチャンスをものにしてくれた」と声を弾ませた。

 均衡した試合展開は、1-2の七回にガラリと変わった。2死一、三塁で、立岡が右前適時打を放ち同点。なお2死一、三塁で、坂本が右中間に勝ち越しの2点適時二塁打を放った。クルーズ、中井も適時打を放ち、ラッキーセブンがビッグイニングとなった。

 0-0の引き分けに終わった前日、「こういうゲームで中軸に何とかしてほしい」と語っていた指揮官。この日は二回に21打席ぶりの安打を放ち、六回にはチーム25イニングぶりの得点となる適時打を放ったギャレットを含め、クリーンアップが要所で躍動。高橋監督は「ああいった少ないチャンスを主軸が打ってくれると勢いも付く」と満足げ。坂本も「この1週間、打線が打てず、投手に迷惑をかけていた。今日は野手で点取って勝とうと、話をしていた」と安どの表情を浮かべた。

 敗れれば中日に首位を明け渡していた一戦。「今日は勝たなくちゃいけない試合だったと思うし、それを取れたのは良かった」と指揮官。つかんだ勢いを維持し、頂を守り抜く。

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