日本ハム大谷、勝利呼ぶ好打&好走塁
「オリックス0-4日本ハム」(12日、京セラドーム大阪)
日本ハム・大谷が「好打&好走塁」で勝利を呼び込んだ。10日の先発から中1日で野手スタメン出場。二回、ディクソンの外角チェンジアップを得意の広角打法で左前へはじき返した。吉田正が打球を前にはじくのを確認すると、スピードを加速させて二塁へ。好走塁で先制機を演出すると、次打者レアードの中前打で本塁を陥れた。
「普通にファンブルしていたのでね。出る以上はやらなきゃいけないことはやらないと」と、当然とばかりに振り返った。
栗山監督は大谷の好走塁を絶賛。「あそこで前に出るのは苦しい時に必要なんだ」。2カード連続負け越しで迎えた6連戦初戦。負の流れを断ち切る走塁を高く評価した。13日も野手出場の見込み。「大事な試合ですし、なんとか取れるように」と二刀流は活躍を誓った。