巨人、熊本での試合開催向け緊急協議
巨人は15日、熊本地震を受け、19日に熊本市の藤崎台県営野球場で予定されている中日戦の開催に向けて、緊急協議した。
開催を前提に調査が進められ、現地に職員を派遣し、球場内の設備を点検。バックスクリーンの一部にひびが入っていたことが確認されたという。また、巨人が宿泊予定の熊本市内の宿舎は周辺の道路が寸断されるなどの影響で、食材が届かない可能性があることも報告された。球団幹部は「代替のホテルも含めてあたっている。リミットは設けない」と、ぎりぎりまで開催の可能性を探る方針を示唆した。
一方、高橋監督は「ニュースを見たけど、大変なことになっている。来週は(開催できるのか)ちょっと分からないけど…」と、困惑気味。選手会長の長野は「少しでも力になりたい」と神妙な表情で語り、選手会として16日の広島戦(東京ドーム)の試合前に、被災地支援の募金活動を行うことを決定した。