オリックスの正捕手争いに若月浮上
オリックスの福良淳一監督(55)は18日、3年目の若月健矢捕手(20)を積極的に起用する考えを明かした。14日の日本ハム戦(京セラドーム)で山崎福と組むために昇格すると、14、15日といきなりチームを連勝に導いた。これまでは強肩強打が注目され次代の正捕手として見られてきたが指揮官は現状でも十分に戦力になると判断した。
「根拠のあるリードをする。こちらが配球を聞いても即答できる。よく打者を見ているし、金子以外ならどんどん使ってもいい」
この日は通常なら先発投手だけが調整するが、休日返上で東明の球を受けた。「試合に出られるなら休みはなくてもいいです」と目を輝かせる。伊藤がリードを理由に2軍落ちする中、3年目が一気に浮上してきた。