ハム大谷猛打ショー!野手で逆襲
「日本ハム1-0西武」(19日、札幌ドーム)
17日の先発登板で勝ち星を逃してから、中1日。日本ハム・大谷翔平が投手での悔しさを野手で晴らす、今季初の3安打だ。前回対戦で1安打完封負けを許した岸に黒星をつけた。「きれいなヒットではなかったですけど、岸さんはいい投手ですし(勝ちは)大きいんじゃないですか」と勝利を喜んだ。
まずは、足で安打をもぎ取った。四回1死一塁の第2打席。三塁線へのボテボテのゴロを快足で内野安打にした。六回はカーブを左前打。パ・リーグ防御率1位の右腕から2安打を放つと、八回にはリーから左線二塁打で勝負強さを見せつけた。
投手としては悔しい思いをしている今季。開幕から4試合登板して未勝利というプロ入り初の屈辱を経験する一方、打っては打率・323と好調。「まだ、始まったばかり。ここからです」と逆襲を誓った二刀流。投手の悔しさは胸にしまい、まずは野手で勝負する西武3連戦、打ちまくって勝利に貢献する。