巨人・今村685日ぶり白星
「巨人3-0DeNA」(24日、東京ドーム)
やっとの思いで、685日ぶりの白星をつかんだ。巨人の先発・今村が14年6月9日・ロッテ戦以来の勝利。「全然チームに貢献できてなかったので、少しは貢献できたかなと思います」。お立ち台で大歓声を浴びた5年目左腕は喜びをかみしめた。
初回から低めに制球し、ゴロの山を築いた。だが1-0の六回2死二塁から筒香に右前打を許し一、三塁としたところで降板。今季先発した4登板全てがイニング途中での交代で「そこが課題」と反省も忘れなかった。
エース・菅野以外の先発投手に勝ち星がついたのは今月初。高橋監督は「いいピッチングだったと思います」と目尻を下げた。先発第5の男としての地位を築きつつある22歳。「次は投げ切れるように」と、プロ初完投に照準を合わせた。