西武・メヒア3連発7打点!パ4冠王

 「西武7-6楽天」(24日、西武プリンスドーム)

 奇跡の一打に本拠地が揺れた。3点を追う七回1死満塁。西武・メヒアが放った打球は、大歓声にも乗って左翼席に吸い込まれた。逆転の8号グランドスラム。「しっかり振る準備はできていた。振り切って打てた、いい本塁打だった」。最高の笑顔とともに、ベンチの仲間に迎えられた。

 緩いカーブを捉えた三回に中越えソロ、1-1の五回には再び中越えへ勝ち越し2ランを打ち込み、最後は試合を決める劇弾。「1試合3発は野球人生で初めてだ」。1試合3発も3打席連続弾も、西武では06年6月17日のカブレラ以来となった。

 ここまで打率、本塁打、打点、安打の「4冠」の爆発ぶりだ。日本で通算357本塁打を記録したカブレラにも負けない豪打で、チームを上昇気流に乗せる。

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