燕・成瀬、新井に打たれても勝てばいい
ヤクルト・成瀬善久投手(30)が25日、先発する26日・広島戦に向けて神宮外苑で調整した。通算2000安打にリーチをかける新井貴浩内野手(39)との対決について、「打たれないのが理想ですが、打たれても勝てばいい」との考えを示した。
新井とは因縁がある。ロッテ時代の13年6月8日。当時、阪神に在籍していた新井に逆転2ランを浴び、通算1000打点の“節目投手”となった。
再び快挙達成を目前にした相手と対決するが、「気にしてないです」と過剰に意識することはない。「打たれたら名前が永遠に残るので光栄」と不敵な笑みを浮かべつつ、撃退への自信を漂わせた。
先発した5日の広島戦では、自身を含めた投手陣が新井に4安打を浴びて今季初黒星を喫した。「前回やられてるんで、借りは返したい」。借金3で5位に低迷するチームを勝利に導く投球を心がける。