G貯金今季最多7 ギャレ弾&坂本連発

 「阪神1-11巨人」(27日、甲子園球場)

 徹底的にたたきのめした。巨人の主砲ギャレットが先制弾で勢いを呼び、坂本は2打席連発を含めて5打点の大暴れ。甲子園で9年ぶりの2ケタ11得点の猛攻で、虎を粉砕した。貯金を今季最多の7とした高橋監督は「先に点を取ると、試合も優位に進められる」と、涼しげに振り返った。

 立ち上がりで突き放した。一回、ギャレットが3日・広島戦以来となる5号2ラン。岩田の高め変化球を見逃さず、右翼席へ運んだ。「久しぶりなんでホッとしたよ」。主砲のお目覚め弾で、試合の主導権を握った。

 四回には4安打を集中して、岩田をKO。坂本は六回に3号3ラン、八回に4号ソロをいずれも左翼席へ突き刺し、2年ぶりの1試合2発。藤浪を粉砕した前夜に続き、聖地を沈黙させた。

 午後から強い雨が降り続き、試合開催が危ぶまれた。だが、午後6時過ぎにグラウンド整備が始まると長野、立岡、坂本が三塁ベンチ前でダッシュを開始。30分遅れのプレーボールに合わせ、万全の準備を整えた。守備でもファインプレーを連発の坂本は「さすが阪神園芸やと思いました」と、グラウンドキーパーに感謝した。

 阪神との前回対戦は、本拠地で1勝2敗と負け越した。指揮官は「2つ勝てましたし、何とかあしたも勝てるようにがんばります」。エース菅野で、敵地3連勝を狙う。

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