ヤク山中、大誤算…自己ワースト8失点
「ヤクルト0-8広島」(27日、神宮球場)
負の連鎖を止められなかった。ヤクルト・山中が5回を12安打、自己ワーストの8失点で降板し、今季初黒星。想定外のKO劇が尾を引いてチームは3連敗。真中監督は「(広島打線に)いいようにやられてどうにもならなかった」と厳しい表情で嘆いた。
サブマリンが昨季、プロ初完投初完封勝利をマークした相手にめった打ちを食らった。一回に菊池に先制の2ランを浴びるなど3被弾。3本ともスライダーを痛打され、右腕は「狙われていたのかな。チームの士気を下げた」と猛省した。
最近5試合の先発投手の失点は合計26。最下位のDeNAに1・5ゲーム差に迫られた。指揮官は「あした、切り替えてやるしかありません」と声を絞り出した。