SB中田 今季初先発は4回6失点KO
「ソフトバンク3-7西武」(29日、ヤフオクドーム)
ソフトバンクは、大型連休の幕開けを白星で飾ることはできなかった。誤算は今季初先発の中田。春季キャンプ中に右前腕の張りを訴え、約1カ月遅れた自身の開幕で4回6失点と期待を裏切った。「投げている感覚は悪くなかったけど、打者の攻め方をもう少し考えていなかいといけない」と肩を落とした。
同点の四回に乱れた。中村に四球、メヒアに死球を与えた。三回にも浅村に死球。内角を攻めづらくなった。坂田の右前適時打で勝ち越しを許すと、1死満塁から金子侑に走者一掃の右翼線三塁打。大量5失点でこの回限りで降板した。
工藤監督は「最初の登板ということで強気にいけていなかった。当てたことで外角しか投げられなかったり」と指摘した。中田は「(コースに)投げきれなかったのが一番」と敗因を口にした。