楽天本拠地に完成!野球が見える観覧車
楽天は2日、コボスタ宮城の新名物となる観覧車が左中間後方に新設された「スマイルグリコパーク」内に完成し、3日・ロッテ戦からの営業開始を前に報道陣に公開した。球場敷地内に観覧車が設置されるのは、日本の野球場では初めて。
観覧車は総工費2億円。高さ36メートル、乗員数64人(4人乗り×16台)、1周の所要時間は約6分。頂点は外野の照明灯より高く、球場全体を見下ろすことができ、仙台市内も見渡せる。
観戦チケットがあればパーク内入場は無料で、観戦しない場合でもパーク入場券(大人500円、子ども300円)で入場でき、いずれも1回400円で乗車できる。
大リーグではタイガースの本拠地コメリカ・パークに観覧車があるが、試合が見えない球場外周に設置されている。鳥飼健司企画室室長(43)は「こういう形で見られるのは世界でここだけ」と胸を張った。
球場内から見ても楽しめるよう楽天打者が本塁打を打てば点灯するなど、さまざまな趣向を凝らす予定。ファン感謝デーで選手と一緒に乗車できるイベントなども検討している。