ロッテ井口サヨナラ!41歳最年長健在
「ロッテ13-12楽天」(14日、QVCマリンフィールド)
4時間57分の“大熱戦”にピリオドを打ったのは41歳、球界最年長野手のロッテ・井口資仁内野手だった。
12-12で迎えた延長十回、2死二、三塁。松井裕が投じた1-1からの真っすぐを振り抜くと、打球は三遊間を抜けた。2010年6月13日・阪神戦以来、6年ぶり11度目のサヨナラ打だ。
「走者をかえすことだけを考えていた。早く終わりたかった。こういう試合を取れたのはいいと思う」
若い選手が台頭してきたが「グラウンドの中ではベテラン、若手関係なくやっている」。41歳になっても意欲は若手となんら変わらない。主将の鈴木が言った。「すごく頼もしい」。ナインの精神的な支柱でもある。
「また明日、しっかり戦います。本当にお疲れさまでした」。最後はファンに大声で呼びかけた。