野球賭博・笠原元投手を起訴
プロ野球巨人の野球賭博事件で、東京地検は20日、賭博開帳図利ほう助と常習賭博の罪で元選手笠原将生容疑者(25)を、賭博開帳図利の罪で元飲食店経営者斉藤聡容疑者(38)を起訴した。
起訴状などによると、笠原被告は2014年5月~15年3月、プロ野球7試合を対象に、松本竜也(23)、高木京介(26)両元選手に賭博のルールを説明。申し込みの仲介や賭け金を集め、斉藤被告が開いた賭博を手助けし、自らもプロ野球と高校野球で賭博をしたとしている。
斉藤被告は14年5月~15年8月、プロ野球と高校野球計12試合を対象に、笠原被告らに賭けをさせて野球賭博を開いたとしている。
賭博への福田聡志元選手(32)の関与も既に判明。日本野球機構(NPB)は昨年11月、笠原、松本、福田の3元選手を無期失格処分、高木元選手を1年の失格処分とした。巨人は4人と契約を解除した。