国学院大、粘るも及ばず…Vは他力
「東都大学野球、東洋大6-5国学院大」(20日、神宮球場)
優勝に王手をかけていた国学院大が敗れ、勝ち点4で全日程を終了。優勝の行方は最終週に持ち越された。最終週の亜大-日大戦で亜大は勝ち点を挙げれば勝率で国学院大を上回り優勝、日大が勝ち点を挙げれば国学院大の優勝となる。東洋大は勝ち点4とした。
国学院大は5点差を追いつく粘りも及ばなかった。七回に痛恨の暴投で決勝点を献上。直前に球種確認のためマウンドに向かった鳥山監督は「リズムが狂ってしまったということ」と、悔やんだ。14年春、15年秋に続き“勝てば優勝”の試合を落とし、他力本願の状況に。主将の久保田昌也外野手(4年・龍谷大平安)は「もっと勝ちきれるチームにならないと」と、厳しい表情だった。