ラミレス監督「グレート」猛攻11得点
「ヤクルト3-11DeNA」(22日、神宮球場)
打線が猛威を振るい、4月11日以来となる単独5位に浮上。ラミレス監督も「グレートなフィーリングです。ワンステップアップできてうれしい」と手放しで喜んでいた。
初回1死二、三塁でロペスが先制の左翼線2点二塁打。「追い込まれてコンパクトに振ろうと思った。いい感触だった」という一打を皮切りに、打線は16安打で11得点を奪う。
その中でも、初回に先頭で左前打の桑原が続く石川の初球に二盗を決めるなど「最初から、すべてのサインプレーが完璧にできた」とラミレス監督が自信を示す試合運び。5月は11勝6敗1分けで、“セ界”の貯金を独り占めの好調さだ。
「投打がかみ合ってきたのが大きな要因」と指揮官。まだ5位。だがDeNAが不気味に、上位をうかがう勢いを備えつつある。