プロ野球１２球団と日本野球機構（ＮＰＢ）は２３日、「マツダオールスターゲーム２０１６」（７月１５日・ヤフオクドーム、同月１６日・横浜スタジアム）の開催要項を発表した。都内で開かれた会見には全セを率いるヤクルト・真中監督、全パを率いるソフトバンク・工藤監督が出席。途中でヤクルトのマスコット、つば九郎が乱入した。

　開催地マスコットとしてソフトバンクのハリーホーク、ＤｅＮＡのＤＢスターマンが、チアとともにパフォーマンスで会見を盛り上げたのは予定通り。だが、真中監督の応援のつもりか、会見終盤にサプライズでつば九郎が乱入。熊崎コミッショナーに握手を求めると、「ほてるみかづきにいくよていが、ぷりんすほてるにきちゃった」「こうようしゃまたせてます」などと、某都知事を想起させるような、得意の時事ネタを連発。

　さらに真中監督へ「おーるすたーあけはＤＢせんです。２せんめにＤＢのぴっちゃーつかれさせましょう！！」と、球宴明けの７月１８日から始まるＤｅＮＡ戦３連戦（神宮）をふまえ、球宴第２戦でＤｅＮＡ戦投手を多用して疲れさせようという作戦を提案。だが、真中監督は「こういうこと言われるとホントに使いづらくなる。早く帰りなさい」と苦笑いで一蹴していた。