ハム大谷、自己最長タイ10戦連続安打
「日本ハム1-3ロッテ」(24日、札幌ドーム)
八回2死三塁。勝利への執念を燃やす一打が鋭い打球が右前へ抜けると、日本ハム・大谷は手をたたいて喜んだ。内の149キロ、内角直球をフルスイング。「来た球をしっかり打ちたいと思って振りました」。14年に記録した自己最長10試合連続安打に並んだが、敗戦に笑顔はなかった。
1、2打席目を悔いた。初回2死二、三塁は、石川の低めシンカーを捉えた打球が二直に。四回1死二塁でも一ゴロ。「僕がチャンスで打てたら」。立ち上がりは不安定だった石川攻略の好機を逃し、唇をかんだ。
2位を争うロッテとの2試合は変則日程。25日の移動日を挟み、26日の函館でのデーゲームは野手で出場見込み。22日の登板で2勝目を挙げ、投打の状態を挙げてきた二刀流が、自己新をかけバットを振る。