ソフトバンク柳田、猛爆火付け連発
「ソフトバンク22-6オリックス」(24日、ヤフオクドーム)
持ち味の詰まった逆方向への打球はグングンと伸びていった。これぞソフトバンク・柳田の一発だ。休日を挟んで2試合連続、しかも2打席連続となる先制6号2ラン。「先制点が取れて良かったです」。涼しい表情でダイヤモンドを一周した。
初回1死二塁。本多が二盗を決めた直後、ディクソンの3球目、甘い125キロのナックルカーブにうまく反応した。今季6本塁打のうち3本が逆方向。代名詞のフルスイングが、力強い打球を生んでいる。
この一発が03年8月1日のオリックス戦で29得点して以来となる22得点を呼んだ。四回には8点を奪い、工藤政権最多得点だった昨年9月9日の日本ハム戦の13得点を上回った。これで今季、柳田が本塁打を打った試合は6戦全勝だ。