今度は畠山!ヤクルト連夜サヨナラ勝ち
「ヤクルト6-5阪神」(26日、神宮球場)
2夜連続のサヨナラ勝ち。決勝打を放ったベテランは、ガッツポーズで喜びを表現。ナインにもみくちゃにされたヤクルト・畠山和洋内野手(33)は「格好良く決めようと思ってなかった。何とか前に飛ばそうと思った」と照れくさそうに話した。
5-5の九回1死満塁。マテオからしぶとく中前に運んだ。自身3度目のサヨナラ打。無死一、二塁からバレンティンが死球を受け、両軍がグラウンドに入り乱れる一触即発の空気が畠山の神経を高ぶらせた。「バレンティンには申し訳ないけど、チームが一つになったと思います」と振り返った。
故障の影響もあって本調子ではないが、「悪いなら悪いなりにつなぎ役に徹する」と畠山。昨季の打点王が泥くさくチームに勢いをつけた。