山中正竹氏らの野球殿堂入りを表彰
東京六大学野球最多の通算48勝を挙げた法大OBの山中正竹氏(69)と明大OBで戦後の野球復興に尽力した故松本滝蔵さんの野球殿堂入り表彰式が28日、神宮球場での早慶戦前に行われ、野球殿堂博物館に掲げられるレリーフのレプリカなどが贈られた。
左腕投手として活躍した山中さんは「48勝は、いろんな要因が重ならないとできなかった。1年秋から卒業までカード初戦すべてに先発したのは誇り。これからも野球界の役に立てればと思う」と話した。松本さんは、米国で育った経験も生かして、終戦直後に神宮球場の接収解除の交渉に当たるなどした。58年前に亡くなった本人に代わって長男・満郎さん(83)が出席した。
野球体育博物館(東京ドーム内)では、28日から7月12日まで両氏の特別展を開催、