山口痛恨ミスでDe11年ぶり7連勝パ~
「DeNA0-6広島」(29日、横浜スタジアム)
11年ぶりの7連勝がかかった試合で、もろさを露呈した。1点を追う六回無死一塁から先発・山口俊投手が菊池のバント処理を誤り一、二塁。続く丸に初球の甘く入った直球を右中間スタンドへ運ばれた。「簡単に入りすぎた。切り替えができなかった」。背信の右腕は悔しそうに振り返った。
さらに松山にも2者連続となるソロを浴び、この回4失点。きっ抗していた試合は、ほぼ決した。6回5失点。大黒柱の突然の乱調に、ラミレス監督は「五回までは良く投げていたが、(バント処理は)一呼吸置いて、スローイングしてほしかった」と渋い表情で注文をつけた。
連勝は6で止まり、31日からは交流戦が始まる。指揮官は「セ・リーグは混戦なので交流戦が大事になってくる。一日一日、いい試合をやっていきたい」と気を引き締めた。昨季は首位で突入しながら3勝14敗1分けと大惨敗を喫した鬼門。ここまでの快進撃を意味あるものにするためにも、昨季の二の舞だけは避けたい。