ロペス弾で2位浮上!De鬼門初戦突破

 「交流戦、西武2-5DeNA」(31日、西武プリンスドーム)

 鬼門の交流戦でも勢いは止まらない。「作戦通りにスモールベースボールができたと思う」。DeNAのアレックス・ラミレス監督も会心の勝利を喜んだ。

 序盤から主導権を握った。初回に先制すると、四回にはロペスが5試合ぶりの打点となる3ランを左翼席へたたき込む。五回には死球で出た梶谷の盗塁などで2死三塁とし、最後は筒香が5点目の中前適時打を放った。

 昨季は貯金10の首位で交流戦を迎えながら、3勝14敗1分けの結果に…。苦手の交流戦。それでもラミレス監督は試合前ミーティングで「ここ数年、交流戦にネガティブなイメージがあった。気にせず今の野球を続けよう」とゲキを飛ばした。

 勝率5割復帰で2位タイに浮上。「初戦の勝利は大事だと思っていた。大きな意味を持っている」。その1勝が本物の強さにつながっていく。

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