M涌井 不運3連敗「見ての通りです」
「交流戦、DeNA2-1ロッテ」(3日、横浜スタジアム)
エースらしく、ロッテ・涌井秀章投手は潔かった。「先制点を取られたし、三者凡退も1回しかなかった。見ての通りです」。7回8安打2失点と粘ったが、3敗目を喫した。
今季は開幕から5連勝。これ以上ないスタートを切ったが、4月29日の日本ハム戦から5試合、白星に見放されている。
一回2死一、二塁でロペスに先制打を浴び、四回2死一、二塁では、梶谷のマウンドから一塁寄りの飛球を三塁・中村が落球。2点目を失った。
ここ3試合の援護点はわずかに「1」。三、五回に自身も送りバントを決めることができず、「そんなに甘くなかった」と振り返った。それでもエースは「相手に先に点を与えているから負ける。次はしっかりゼロに抑えたい。そう切り替えて臨む」と前を向いた。