ソフトバンク山田、1100日ぶり勝利
「交流戦、ソフトバンク6-3DeNA」(7日、ヤフオクドーム)
753日ぶりの1軍マウンドで伸び伸びと腕を振った。2014年5月16日のオリックス戦以来の登板となったソフトバンク・山田。動く直球を効果的に使いながら、粘りの投球を見せた。
育成出身の10年目。2011年に日本シリーズで白星を挙げ、12年には自己最多の8勝をマークしたが、分厚い投手陣の壁にはばまれ1軍マウンドから遠ざかった。それでも、今季は2軍戦で10試合に登板し、防御率1・96。課題だった制球も向上。46回で与四球4と安定感を発揮した。
13年6月3日の阪神戦以来、1100日ぶりの勝利を手にした山田。「久しぶりだったので緊張感がすごかったです。ただ、(久々のヤフオクドームは)楽しかった。(勝利は)気持ちいいし、うれしい」。お立ち台で素直な気持ちをあふれさせた。