金本監督似のロッテ関谷 高山斬った

 「交流戦、ロッテ8-3阪神」(8日、QVCマリンフィールド)

 「またお立ち台に上がれるように頑張ります。関谷でした!」

 5月21日のオリックス戦以来、プロ入り3度目の先発で2勝目を挙げたロッテのドラフト2位・関谷亮太投手(25)=JR東日本=がこの言葉でヒーローインタビューを締めた。

 敵将・金本監督に似ていることから、「幕張の兄貴と呼んでいいですか」と聞かれたが、「畏れ多いです」と答えて、“関谷”の名を本拠地のファンに強調したのだ。

 新人対決となったが、もちろん一歩も引かなかった。5回2/3を投げて2失点。強気でグイグイ押した。

 一回2死一塁。ゴメスを148キロストレートで見逃しの三振に仕留めた。さらに三回2死満塁。打席に日大三-明大の2年後輩・高山が立つと、フルカウントから渾身(こんしん)の外角ストレートで見逃し三振に切って取った。

 6日は「意識しません」と“同門対決”を受け流していたが、「アイツにだけは打たれたくなかった」と本音をポロリ。五回1死一、二塁では遊ゴロに封じた。

 六回1死一塁で鳥谷を遊飛に打ち取ってマウンドを藤岡に譲ったが、伊東監督は「打者に向かっていき、ボールもよかった。責任イニングを投げてくれた」と評価した。

 話題よりも、実力をファンに見せたい。関谷の強気のマウンドはこれからも続く。

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