ヤクルト山田が独走弾!2位に4本差
「交流戦、楽天3-10ヤクルト」(8日、コボスタ宮城)
相手にトドメを刺す強烈な一撃だった。4点リードの七回1死一、三塁。ヤクルト・山田哲人内野手(23)が、安楽の直球を捉えた。杜の都の夜空に高々と舞い上がった打球は、左翼ポール付近に突き刺さった。
リーグトップを独走する19号3ラン。「切れるかと思ったので、切れなくて良かったです」と満足げに振り返った。これで48打点となり同僚のバレンティン、阪神・ゴメスを抜いて単独トップ。若武者が堂々の二冠に躍り出た。「3番で大事なところを任されている。(打点に)こだわってやっていきたい」と表情を引き締めた。
チームが窮地に陥る中、10得点と爆発した打線をけん引し、連敗を6で止めることに貢献した。やはり頼りになるのは山田だった。