ヤ山田セ最速20号 超ハイペースで到達
「交流戦、ロッテ4-2ヤクルト」(11日、QVCマリンフィールド)
節目の一発も空砲に終わった。四回1死。ヤクルト・山田哲人内野手が、フルカウントからスタンリッジの甘いカットボールを強振。ライナー性の打球は左翼席に吸い込まれ、先制ソロとなった。
「追い込まれていたので、食らいついていった。ホームランだと思わなかった。めっちゃ伸びた」。2年連続でセ・リーグ最速の20号。3年連続で大台に到達した。38本塁打だった昨季、20号を放ったのは7月21日のDeNA戦。今年はそれより1カ月以上も速いペースで成し遂げたが「特にないです」と多くは語らなかった。
2点を追う八回1死二、三塁の好機で遊直に倒れた。チームも敗れ、試合後、山田に笑顔はなかった。今後、さらに打棒を爆発させて勝利に導く。