オリ3連敗…金子抹消余波で初回5失点

 「交流戦、オリックス0-7DeNA」(11日、京セラドーム大阪)

 見るも無残なKO劇だった。5月21日以来の先発となるオリックス・近藤一樹投手は初回1死から3連打で先制を許すと2死後、宮崎に3ラン、さらに一塁から戸柱の中前打を中堅宮崎が後逸する間に5点目を失い、1回を投げたところで降板となった。

 そもそも順番でいけば山崎福の先発日だった。福良監督は「次の甲子園がいないから」と説明した。エース金子が右肩痛を訴え10日に登録抹消。16日・阪神戦(甲子園)の先発が空くため山崎福を回さざるを得なくなったというわけだ。

 だが初回KOを受け山崎福は五回から中継ぎで登板し、3回を投げるハメに。それでも指揮官は「(16日は)山崎福で行きます」と苦しい台所事情は続く。

 今季6度目の完封負けで借金はワーストタイの12まで膨らんだ。

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