陽岱鋼先頭打者ダ~ン!二刀流を援護
「交流戦、日本ハム6-0阪神」(12日、札幌ドーム)
初回。日本ハム・大谷翔平投手の3者連続三振の余韻が残る中、陽岱鋼外野手が先頭打者本塁打で二刀流を援護した。3ボール2ストライクからの9球目。岩崎の内角直球を振り抜くと、打球は中堅左に飛び込んだ。
先頭打者弾は15年8月23日・オリックス戦以来、自身7本目だ。この一打を含む3安打を放って大谷とともに、お立ち台に上がり、「センターが諦めてヨッシャーという感じでした。気持ちいいですね」と笑顔。すると、大谷も「ダイさんが打ってくれたので、一気にこっちのペースになったと思います」と頼りになる切り込み隊長に感謝した。
日本ハム一筋、11年目のリーダーも打者・大谷には一目置く。「翔平から参考になることはある」。8歳年下の打撃を見て、自身の打撃に生かすこともあるという。「翔平を援護できてよかった」。価値ある決勝弾を素直に喜んだ。