オリ最下位逆戻り…主力にリタイア続く

 「交流戦、オリックス0-4DeNA」(12日、京セラドーム大阪)

 オリックスは2試合連続の完封負けで4連敗。ついに5月11日以来となる単独最下位に転落した。

 福良監督は「それにしても2試合連続(完封)とはふがいない。お客さんに申し訳ない。こんなゲームしていたら…。選手全員がどう感じるか」と絞り出すように話した。

 山口の前にわずか5安打。唯一の好機は初回。西野、糸井の連打で1死二、三塁としたが、T-岡田は空振り三振、中島も遊ゴロに倒れた。これで21イニング無得点。1週間前にはヤクルト3連戦で2桁安打を記録し、3タテした同じチームとは思えない失速ぶりだ。

 しかも、二回の攻撃では小谷野が三ゴロで一塁へ走る際に左太もも裏を痛めて交代。糸井も六回に遊ゴロを放ったあと、両足をつったような状態となり、交代した。

 指揮官は小谷野の登録抹消を決め、糸井についても「6連戦をフルに出るのは難しいという報告だった」と説明した。金子に続く主力のリタイア。手負いのまま甲子園へ乗り込むことになる。

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