楽天オコエ、先頭三塁打で打線に点火!
「交流戦、DeNA5-8楽天」(17日、横浜スタジアム)
ハマの夜を熱くさせた。初回。楽天ドラフト1位・オコエ(関東第一)は迷わず三塁を陥れた。久保康の143キロの内角直球を捉えると、痛烈なライナーで左中間を転々。「ちょっと危ないと思ったけど、先頭だったので勢いで行きました」。暴走気味の激走は相手守備の乱れも誘い、間一髪でセーフ。これが先制点を呼び込んだ。
「判断ミスまではいかないけど、結果的にラッキーでしかない」と本人は頭をかいた。梨田監督は「無理していくとこじゃない」とたしなめつつ、「セーフになるのは、やっぱり持ってるのかな」と評価した。
対久保康は2軍戦で8打数無安打。この夜は2安打を放ち、マウンドから引きずり降ろした。実は巨人・坂本からのアドバイスが効いた。SSK社の坂本モデルのバットを使用するオコエは前カードの巨人戦で本人を直撃。「『インコースは抜き気味に打ったほうがいい』と言われ、その通りにしました」とニンマリした。
進化がすさまじい18歳。「明日も気合MAXで行きます」と力を込めた。