オリ再び悪夢…指揮官「手は尽くした」
「交流戦、広島4-3オリックス」(18日、マツダスタジアム)
オリックス・福良淳一監督は「う~ん…」とうなり、悔しさをあらわにした。前日同様、九回裏まで2点のリードがありながら、2日続けて鈴木にサヨナラ弾を献上。オリックスの借金は15と、今季ワーストに。
前夜は九回に同点とされ、この日は逆転3ランを浴びた平野は「昨日も今日も…。情けない」とうなだれたが、福良監督は「うちのストッパー。また明日もいってもらう」とその信頼は揺るがない。
それよりも、逆転してなお1死二、三塁でたたみかけられなかった七回に、「そこは、そうですね」と、勝負所の気概に敗因を求めた。
手も足も出ずの完敗ではないだけに「手は尽くしたんだけど」と話す福良監督の表情に、痛々しさが募った。