福良オリ借金16…「情けない」
「交流戦、広島5-4オリックス」(19日、マツダスタジアム)
3戦続けて鈴木に献上した決勝本塁打。さすがにオリックス・福良監督も「情けないですね」と、同じ失敗の繰り返しには首をひねった。
前兆はあった。この日の練習中に、中継ぎの塚原が首を痛め出場選手登録を抹消。T-岡田も腰に違和感を覚え、試合は出たものの六回で交代した。
六回は通常、塚原が投げる場面だが、残りの投手で「一人一殺でつなごうとしたけど、そうならなかった」と比嘉、白仁田が痛打されて同点に。七回から山崎福がイニングまたぎを余儀なくされ、八回に鈴木の決勝打だ。
打っても五回以降は無安打。T-岡田不在が響く、弱り目にたたり目の悪循環だ。20日の阪神戦について本人は「大丈夫です」と話したが、福良監督は「明日になってみないと」と万全でないことは確か。オリックスが、追い詰められた。