「交流戦、中日２－３日本ハム」（１９日、ナゴヤドーム）
堪忍袋の緒が切れた。中日が２点を追う八回。先頭の代打・亀沢がヘッドスライディングで一塁に滑り込む。タイミングはセーフ。でも、判定はアウト。ベンチを出た谷繁監督が鬼の形相で中村一塁塁審に詰め寄った。この試合３度目の抗議だった。
「それは野球の中にはあるけど、でもね…。そこに関してボクが言うといろいろあるんで、きょうは言いません」
試合後の指揮官は多くを語ろうとはしなかった。だが、三回の日本ハム・中島の三塁前への打球を一塁セーフと判定され、四回にはナニータのバットに当たっていないと思われるボールをファウルと判定されていた。交流戦最終戦を飾れず、首位・広島とは今季最大の７差。後味の悪さだけが残った。
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