零敗オリ交流戦最下位 5安打無得点
「交流戦、阪神2-0オリックス」(20日、甲子園球場)
今季9度目、今月5度目となる完封負けでオリックスの交流戦最下位が決定。福良監督は「西は頑張ってたけど、打つ方かな」と、5安打無得点の打線を嘆いた。
頼みのT-岡田が腰痛でスタメン落ち。ベンチ入りはしたが、出番はひと振りのみ。九回2死から代打・小島が出塁したときに限られていた。
そのため、七回1死から四球で出塁した代打・クラークに代走を送れなかった。「その先を考えて。内野の守りも鈴木(昂)しかいない。T(-岡田)がダメやから」。その後、2死から大城、若月の連打が出たが本塁へ突入できず、満塁から代打・中島は見逃し三振。しかし指揮官は「勝負かけたから」と責めることはなかった。
糸井以外すべて20代で固めたフレッシュ打線も機能せず。八回に佐藤達が四球のあと、一発を浴びる最悪のパターンで沈んだ。早くも6月の負け越しが決定した。
福良監督は「もう一回打つ方かな。そこを何とかしないと。投手は見えてきたから」と、後半戦に向けて打線のテコ入れを示唆した。