ハム大谷6連勝!5週連続リアル二刀流

 「オリックス0-6日本ハム」(26日、京セラドーム大阪)

 5週連続、リアル二刀流で出場した日本ハム・大谷翔平投手が心を躍らせながら、投げて打ってハッスルした。投手では7回を3安打無失点。毎回の11奪三振で自身6連勝をマークし、22イニング連続無失点となった。打者では1安打2得点。満員御礼の敵地で二刀流のだいご味を見せ、「一生懸命やっている中で、トータルで自分のやりたい仕事ができたのかなと思います」とほほ笑んだ。

 回の合間のキャッチボールもままならないほどの慌ただしさ。そんな中でもピンチで粘れたのは、「昨日の試合を見てある程度、(攻め方を)決めていた。1日でそんなに変わることはないので」と相手データをインプットできていたからだ。

 その象徴は四回1死一、三塁での投球だ。小島には161キロを見せてフォークで、安達には161キロを見せてスライダーで連続三振。この日最速162キロを計測した剛速球で追い込み、最後は変化球。このパターンでオリックスを封じ込んだ。

 打者としても万全で臨んだ。19日中日戦で右すねに自打球を当てたため、これまでより5センチ長いレガースを着用。新たな“相棒”とともに二回には三塁内野安打で出塁すると先制のホームを踏んだ。

 6月は無傷の4勝、防御率0・29で月間MVPが濃厚だ。「野球小僧に戻っていた。心の底から笑顔になるのはね」と栗山監督。リアル二刀流効果に満面の笑みだった。

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