オリ6連敗…二刀流大谷の引き立て役に
「オリックス0-6日本ハム」(26日、京セラドーム大阪)
ビジョンに「満員御礼」の文字が躍る。今季最多3万6154人大観衆の前で日本ハム・大谷ワンマンショーの引き立て役となった。オリックスはわずか4安打で今季10度目の完封負け。初の6連敗で借金は5位に終わった昨年終了時と同じ19になった。
福良監督は「これだけ入ってもらったのに…。気持ちを出してもらいたかった。寂しいしお客さんに申し訳ない」と、ざんげの言葉を繰り返した。
不運も重なった。糸井が初回に大谷の変化球を左足に受ける死球。そのまま出場を続けたが、痛みを訴え三回の守りから交代した。全員20代となったオーダーでは4度得点圏に走者を進めるも大谷を攻略することはできなかった。これで対大谷は通算で8戦7敗と1度も勝てていない。指揮官も「点数を取らないと勝てない」とお手上げだ。
四回には福良監督、六回にも西村ヘッドコーチが円陣でげきを飛ばしたが、若い選手たちが躍ることはなかった。出口が見当たらない。