「楽天１－５ソフトバンク」（２６日、コボスタ宮城）

　自信につながる一打だった。楽天ドラフト１位・オコエ瑠偉外野手（関東第一）はリーグ戦再開後、初めてＨランプを灯した。５月３１日の阪神戦でプロ初安打をマークしていたルーキーにとって、これが対パ・リーグ初安打となった。

　「セとかパとかあんまり意識はしませんでした」と話したが、「やっぱりパ・リーグは球の速い投手が多いのが印象的ですよね」とオコエ。三回無死一塁からカーブをとらえ右中間へ運んだ。「しっかり速球を待ちながら、カーブをヒットゾーンに持って行けた」と手応えは十分だった。

　八回にはプロ初の死球も記録。交流戦期間中は１番に座ったが、２５日のソフトバンク戦から再び９番に。「きょうは２つ出塁することをノルマとしていた。達成できたことは良かった」と自らに言い聞かせていた。