マツダオールスターゲーム２０１６のファン投票の最終結果が２７日に発表され、パ外野手部門で２年連続トップ得票のソフトバンク・柳田悠岐外野手（２７）は、初めて全体でも最多となる５２万１６８５票を集めた。監督推薦で初出場した１４年から、３年連続３度目の出場だ。

　昨季トリプルスリーを達成して迎えた今季は開幕から調子が上がらなかったが、交流戦から上昇気配。「成績はあんまり良くないですけど、それでも票をたくさん入れてもらってうれしく思います」と恐縮気味に話した。

　球宴での楽しみについては「（今後、選手間投票などで選ばれれば西武の）メヒアさんにバッティングを聞きたい。どうやったら打てるか」と“日本人離れ”した視点を披露。「日本球界の素晴らしい選手がたくさん出る夢舞台」で何かを盗もうと、貪欲な姿勢を見せた。

　過去２年連続で出場したホームランダービーには及び腰ながら「全力プレー。そこだけはしっかりやろうと思います」と言い切った。本拠地ヤフオクドームでの球宴出場へ「しっかり準備して頑張りたい」と意気込んだ。