楽天・オコエ、三振でもOKで振り切る
楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉外野手(18)=関東第一=が、28日からのオリックス2連戦(沖縄セルラー)に向け27日、仙台から空路沖縄入り。「9番・中堅」でスタメン出場が濃厚だが、三振OKの姿勢で自身のスイングを貫く方針を明かした。
南国に降り立ったオコエは、力強く言い切った。琉球の伝統楽器・三線(さんしん)になぞらえ、「いい三振なら数が増えるのは気にしない。当てにいったバッティングよりは三振の方がいい。自分のスイングで振り切りたい」。現在32試合に出場し20三振だが、自らのスタイルにこだわる。
パ・リーグの公式戦が沖縄で開催されるのは1962年の阪急-大毎戦(県営奥武山)以来、54年ぶり。那覇空港に到着すると、女子高生たちがオコエ目当てに群がるなど、その知名度は抜群だ。三振なんくるないさ~の精神?で、活躍を刻む。