「代役4番」陽岱鋼V打!ハム6連勝
「日本ハム3-0西武」(28日、札幌ドーム)
日本ハムが「代役4番」の活躍で連勝を6に伸ばした。腰の張りで中田翔外野手が欠場。4番には今季初めて陽岱鋼が座ったが、いきなり初回2死三塁で打席が巡ってきた。
「岡が三塁まで進んで配球が変わると思った。変化球を狙っていた」と西武先発・ポーリーノのスライダーを左前へ運ぶ先制適時打。主砲を欠く嫌な空気を一掃した。
試合前、白板に貼られたスタメンで背番号1の自身と背番号11の大谷を見間違えて「最初は『3番・DH』だと思った」という。初の4番に「ビックリした」と言いつつ、「自分のスタイルは捨てずに積極的にいった」と胸を張った。
4番不在に「苦しさはあったけどやっていくしかない」と栗山監督。29日以降も中田の出場は不透明だが、全員野球で難局を乗り切っていく。