G沢村暴投で負けた 2暴投2失点

 「巨人1-3中日」(30日、東京ドーム)

 暴れ馬と化した。巨人・沢村が2暴投2失点の乱調で今季初黒星。高橋監督は「沢村でこうなったら仕方ない」と悔しさを押し殺したが、3カード連続の負け越しで借金は今季ワーストタイの3となった。

 九回。16試合連続無失点と好調だったはずの守護神が、悲劇を招いた。先頭の大島に与えた四球をきっかけに2死二、三塁のピンチ。福田に対し、フルカウントから投じたフォークが外角低めに外れると、無情にも実松のミットをはじいた。痛恨の暴投で決勝点を献上。さらに続く堂上の6球目にも暴投し、再び三走の生還を許した。右腕は「大竹さんの投球を無駄にしてしまって、悔しい」と唇をかみしめた。

 ただ、敗因は沢村だけではない。打線は若松の緩急にタイミングが合わず、今季ワースト2安打。得点は坂本の15号ソロのみに抑えられた。指揮官は「打てなかったら工夫が必要。今日に限らず…」。2位にいるのが不思議なほど、精彩を欠いている。

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