由伸巨人4位転落…また山田に被弾

 「ヤクルト6-3巨人」(3日、秋田こまちスタジアム)

 力の差を見せつけられた。巨人は2戦連続でヤクルト・山田に決勝アーチを被弾し、逆転負け。3連敗で借金は5にふくらみ、4位に転落した。高橋由伸監督は「同じプロ野球選手としてやっているわけだから、抑えないと…」と、悔しさをにじませた。

 1点リードの七回、無死一塁でマシソンを投入。だが、3-1から投じたツーシームが甘く入り、痛恨の一撃を食らった。前夜の宮国に続いて勝ちパターンを形成する中継ぎ右腕が、勢いに乗る23歳の餌食となった。

 首位・広島とのゲーム差は10・5。5位のヤクルトには1差に迫られた。指揮官は「勝負にいって打たれたんですから、(次は)力で勝つしかない」と鼓舞するが、選手は一様にショックの色を隠せなかった。

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