ソフト岩崎1806日ぶり完封勝利 12球団最速ソフト50勝
「オリックス0-4ソフトバンク」(7日、京セラドーム大阪)
七夕の夜に、端正な顔立ちの右腕の笑顔が輝いた。ソフトバンク・岩崎が2011年7月28日の楽天戦以来、1806日ぶりの完封勝利。129球の熱投でつかみ取った今季3勝目を「最後は点を与えたくないという気持ちが自然に出た」と振り返った。
オリックスに9安打を浴びたが、最速153キロの直球にカーブ、フォークボールなどを交えて要所をしのいだ。試合後は「(六回まで)毎回走者を出したし、投球は全然良くなかった。野手の方に援護をもらって助かった」と振り返った。
防御率0・72の安定感を誇る右腕の活躍で、チームは2連勝。12球団最速で今季50勝に到達した。8日からは本拠地福岡で楽天3連戦。工藤監督は「とにかく3連戦の勝ち越しが目標。一喜一憂せずやる」と、いつも通りの言葉を残した。