日本ハムが13連勝 先発・有原が8回無失点で9勝目
「日本ハム4-0ロッテ」(9日、札幌ドーム)
日本ハムが2007年以来の13連勝を飾った。先発の有原がロッテ打線を8回3安打無失点に抑える好投でハーラートップタイの9勝目を挙げた。
打線は初回1死一、三塁から中田の中犠飛で先制。二回2死一、二塁からは、陽岱鋼の中前適時打で加点した。終盤の八回にはレアードの24号ソロと市川の適時二塁打で突き放した。
新人だった昨年の8勝を上回る勝ち星をマークした有原は、「(チームの)連勝の流れに乗って投げました。ランナー出してから粘れていることが成長しているかなと思う」と振り返った。有原は投げ合った石川を抜いて、防御率トップにも立った。
チームの13連勝は、2007年5月15日から6月8日まで球団記録となっている14連勝して以来。貯金も今季最大の17となった。球団タイ記録のかかる10日は大谷翔平投手が先発する。
ロッテは先発石川が二回までに2失点も三回以降は立ち直り、試合を作ったが、打線が有原の前に沈黙した。