巨人・菅野、完投で1カ月ぶり白星6勝目 前回3回途中9失点のDeNAに「リベンジ」

2回、宮崎の打球をしゃがみながら捕球する菅野
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 「巨人5-2DeNA」(9日、東京ドーム)

 巨人の先発・菅野智之が完投勝利(6勝4敗)を13奪三振で飾った。菅野の白星は6月3日の日本ハム戦以来36日ぶり。6月24日の対戦で3回途中9失点でKO負けした因縁の相手に雪辱を果たした。

 初回に連打で1死一、二塁のピンチを招いたが、筒香を二ゴロに、ロペスを中飛に打ち取った。七回、2-1からロペスに16号ソロを浴びて同点とされたが、八回に坂本の勝ち越し16号ソロ、村田に10号2ランが出てリードをもらった。九回は筒香、ロペスから空振り三振を奪い、試合を締めた。

 ヒーローインタビューでは「最後までマウンドにいるのは久しぶりなんで、すごく気持ちいいです」と笑顔。自己最多となる13奪三振には「三振の数はこだわってないんで」と言いながらも「そこが去年と違うところだと思うので、いいところが出ているかなと思います」と充実感を漂わせた。

 前回の対戦での借りを返し「今日リベンジできて良かったです」。九回、筒香との対戦では150キロ超えのボールを続けざまに投げ込み、6球目で空振り三振を奪った。「野手の皆さんが守ってくれたので、最後ありったけの力をぶつけてやろうと。いい勝負ができたと思います」と振り返った。

 巨人は阿部が四回に18試合ぶりの4号先制ソロを放つなど2打点をマークした。DeNAは先発・石田が六回途中2失点。4番手・三上が誤算だった。

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