ヤクルトが山田の100号メモリアルアーチなどで同一カード勝ち越し
「ヤクルト8-3中日」(10日、神宮球場)
ヤクルトが山田哲人内野手の100号メモリアルアーチなど先制、中押し、ダメ押しと大量8点を奪い、同一カード勝ち越した。
打線は二回に今浪の1号3ランで3点を先制。五回には山田、雄平、バレンティンの3連続適時二塁打で中押しすると、山田が七回無死一塁で、中日の左腕、岡田が投じた137キロの変化球を今季29号本塁打をスタンドへと運び、ダメを押した。
今季1号など3安打猛打賞の今浪は「僕自身、初めての神宮での本塁打。ファンの後押しより、僕のパワーのおかげ。できすぎ君です」と笑わせた。
23歳での通算100号本塁打は球団史上最年少となった山田は「素直にうれしい。杉浦さんに援護点を与えることができて良かった。最後まで全力でプレーしたい」とアピールした。
先発した杉浦が6回1/3を7安打3失点で今季初勝利。「先に点を取ってくれたので、自分のボールを信じて投げました。今年はしっかり後半戦、働きたいと思います。まだまだ、後半戦上位にいけるチャンスはある」と訴えた。
中日は七回に代打・森野が1号3ランを放ったが、序盤の失点が大きかった。