日本ハム、球団新15連勝で首位に5差 先制打の西川「全員で積み上げてきた」
「オリックス1-4日本ハム」(11日、京セラドーム大阪)
日本ハムが球団新記録となる15連勝をマークし、首位・ソフトバンクに5ゲーム差に迫った。2007年にマークした14連勝を上回った。プロ野球記録は54年に南海(現ソフトバンク)、60年に大毎(現ロッテ)が記録した18連勝。
日本ハムは三回、西川の右中間適時二塁打などで2点を先制。七回には中田の遊撃内野安打に失策が絡んで1点を追加。九回には代打・矢野の中犠飛で突き放した。
先発の吉川は5回1/3を投げて6安打無失点と粘りの投球で6勝目(5敗)を挙げた。六回途中から谷元、バース、宮西とつなぎ、4-0の九回に登板した鍵谷が1点を失ったが、2死一、二塁で登板したマーティンが安達を右飛に仕留めて試合を締めた。
先制打の西川はヒーローインタビューで「(15連勝は)チーム全員で積み上げてきたものなので、どんどん伸ばしていきたい。全員、勝ちに向かって頑張っている。どんな負け試合でも諦めずにやっているので、連勝が続いたんだと思う」と語った。
オリックスは連勝が2でストップし、再び借金20。来日初先発となったミッシュが2回2/3を2失点で降板。打線は日本ハムの8安打を上回る11安打を放ったが、九回に1点を奪っただけだった。